今回は右の画像のような、プロジェクトの進捗管理に便利なガントチャートを、Bubble上で簡単に作成できます。今回は「Gantt & Timeline Chart」という有料プラグイン(買い切り$40)を使用します。ガントチャートの作り方と、具体的な活用例をご紹介します。
プラグインのインストール
- Bubbleエディタで「プラグイン」をクリック
- 検索窓に「Gantt & Timeline Chart」と入力し、プラグインを選択
- 「このプラグインをインストールする」をクリック
ガントチャートエレメントの配置・データ参照する項目の設定
- プラグインをインストールした後、ガントチャートを表示したいページで「Gantt & Timeline Chart」要素を選択し、ページ上に配置します。
- 続いてガントチャートと表示するデータの項目を紐づけます。※ガントチャートとデータを紐づけた後からフィールド名を変更してください。フィールド名が異なる場合、エレメントのプロパティ上にProgressという項目が表示されないことがあります。
- 参照元のDBの構成
- Task data type
- Unique ID (デフォルト)
- Name (Type:Text)
- Progress (Type:Number)
- Starting date (Type:Date)
- Ending date (Type:Date)
- Draw Arrow from (Type:Text)
- 今回は使用しませんが、一応作成しておきます。
- Task data type
- エレメントのプロパティで下記を設定します。
- Data Fields:
- ID Field: 「unique id」フィールドを指定
- Name Field: 「Name」フィールドを指定
- Start Date Field: 「Starting date」フィールドを指定
- End Date Field: 「Ending date」フィールドを指定
- Progress Field: 「Progress」フィールドを指定
- Data Fields:
- 参照元のDBの構成
- 色設定などスタイルのカスタマイズが必要であれば、プロパティペインの他の項目を調整します。
タスクの作成・編集ページの実装は今回省略しますが、以下のフィールドを持つデータを追加することで、プラグインを設置したページにガントチャートを簡単に表示することができます。
- Name (タスク名)
- Progress (進捗度の数値)
- Starting date (タスクの開始日)
- Ending date (タスクの終了日)
タスク管理アプリの画面にガントチャートを組み込むなど、様々な活用が可能です。
実際のデータ作成フローは別途検討が必要ですが、このプラグインを使えば、視覚的でわかりやすいガントチャートの実装が手軽にできます。
また、今回のプラグインはView modeを切り替えることが可能なため、ボタンを押下時にstateの値が変更できるようなワークフローを設定して、その値に沿ってView Modeを変更することで、1/4日~1ヶ月ごとの範囲を調整できるようになっています。
1/4日表示
1ヶ月表示