チャットアプリケーションでは、ユーザーがすぐに最新のメッセージを確認できることが重要です。BubbleでSlack風のインターフェースを作成し、ページ読み込み時に最新のメッセージをリストの最下部から表示する方法を紹介します。
Reverse RGプラグインをインストール
Bubbleのプラットフォーム上でSlack風のチャットリストを実現するための第一歩は、Reverse RGプラグインのインストールです。このプラグインはRepeating Groupを逆順に表示する機能を提供し、最新のメッセージをリストの最下部に表示することを可能にします。
- Bubbleエディタにログインし、プラグインタブを開きます。
- 「Add plugins」をクリックして検索バーに「Reverse RG」と入力します。
- プラグインを見つけたら「Install」をクリックしてプロジェクトに追加します。
Reverse RGエレメントをページに配置
プラグインのインストールが完了したら、次はページにReverse RGエレメントを配置する必要があります。
- ページ上に新しいRepeating Groupをドラッグアンドドロップします。
- サイズは1px × 1pxとして、表示領域の邪魔にならない場所に配置しておきます。
- Reverse RGプラグインが適用されるように、画像のようにエレメントの設定を確認します。
チャット履歴のRepeating GroupのID Attributeを設定
最後に、Repeating GroupのID Attributeを設定して、ページが読み込まれた際に自動的に最下部にスクロールされるようにします。
- Repeating Groupを選択し、「ID Attribute」のフィールドに一意の識別子を入力します。※1
※1 下記の Settings> General > Advanced optionsの「Expose the option to add an ID attribute to HTML elements」にチェックを入れないと上記の赤枠は表示されません。
Repeating Groupのリスト表示の最低限の設定に加えて、この簡単な3ステップガイドに従えば、BubbleでSlackのようなリアルタイムチャットリストを効果的に実装できます。これにより、ユーザーは常に最新の会話を簡単に追うことができ、全体のコミュニケーションが向上します。