SESの「どこに行かされるかわからない」をゼロに。エンジニアが自分で案件を選ぶ4つのステップ
「次の案件、どこに行かされるんだろう」という不安
SESエンジニアの転職相談でよく聞く言葉があります。
「次の案件がどこになるか、直前まで教えてもらえない」「自分のスキルと関係ない案件に入れられた」「断ったら評価が下がりそうで言えない」
SESは客先常駐という性質上、案件の割り当ては会社側が決めるのが一般的です。エンジニアは行き先を選べない。これが「SESはガチャ」と言われる理由の一つです。
AtomBaseでは、案件をエンジニア自身が選べる仕組みにしています。この記事では、その具体的な流れを公開します。
AtomBaseの案件選択の仕組み
ステップ1:スキルと希望をヒアリングする
現在の案件の契約が終わるタイミング、または本人が次の案件を検討したいタイミングで、まずヒアリングをします。
聞くのは主に2つです。
- 今後やっていきたいスキル・仕事内容(例:Javaの開発を続けたい、PMに挑戦したい、QAをやりたい)
- 希望単価
「どこでもいいです」という人もいますが、せっかくなら自分がやりたい方向に進んだほうがいい。そのための起点として、希望をちゃんと聞くことにしています。
ステップ2:案件情報をSlackで全公開する
ヒアリング内容をもとに案件を探し、条件が合いそうなものをSlackに投稿します。
ここで重要なのが、案件の情報をすべて公開するという点です。業務内容・必須スキル・単価・精算幅・勤務場所・面談回数まで、営業が把握している情報はそのまま共有します。
実際に共有する情報はこういった内容です。
■概要:商社向けシステム開発支援(QAエンジニア)
■内容:開発チーム内で品質保証活動を担うQAエンジニアの募集...
■必須スキル:テスト設計経験、アジャイル開発経験...
■場所:渋谷+リモートのハイブリッド(現状ほぼリモート)
■単価:スキル見合い
■精算幅:140〜180時間
■面談:2回(1回目WEB)
業務内容・必須スキルはもちろん、単価・精算幅・勤務場所・リモート率・面談回数まで、営業が把握している情報はそのまま公開します。単価が「スキル見合い」と書いてあるケースもありますが、その場合は個別に確認できます。「この案件の単価はいくらか」と聞ける環境になっています。
ステップ3:エンジニアが応募するかどうかを決める
Slackで案件情報を確認したエンジニアが、応募するかどうかを自分で判断します。
「この案件、やってみたいです」と言えば進みますし、「ちょっと違うな」と思えば応募しなくていい。無理に勧めることはしません。
強制はしない。これがAtomBaseのスタンスです。
ステップ4:営業が動いて面談へ
応募の意思が確認できたら、営業が案件側に連絡を入れます。書類確認を経て、問題なければ面談に進みます。面談はほとんどの案件でWebで完結します。
なぜ情報をすべて公開するのか
SESへの不満の多くは「情報が見えない」ことから生まれます。単価がいくらか、会社がいくら抜いているか、なぜこの案件に入ることになったのか。これが見えないから不信感が生まれる。
情報を隠したまま案件に入ってもらっても、エンジニア本人が納得して働いているかどうかわからない。納得感がなければ、いいパフォーマンスも出にくい。
単価も場所も内容も、全部見た上で「やります」と言ってほしい。それだけです。
まとめ
AtomBaseでは、案件の選択をエンジニア自身が行えるようにしています。
- スキルと希望単価をヒアリング
- 条件に合った案件情報をSlackで全公開
- エンジニアが応募するかどうかを自分で決める
- 営業が動いて面談へ
「どこに行かされるかわからない」という状況をなくすことが、AtomBaseが大事にしていることの一つです。
もし今のSESの案件の決まり方に違和感を感じているなら、一度話しましょう。