個人開発カタログサイト「Tamago」とは?AtomBaseが無料で作った理由

2026年07月16日
個人開発カタログサイト「Tamago」とは?AtomBaseが無料で作った理由|AtomBase株式会社

AtomBaseは、個人開発のプロダクトを無料で掲載・発見できるカタログサイト「Tamago」を作りました。

個人開発や副業で何かを作ったことがある人なら、一度は感じたことがあるはずです。

「作ったはいいけど、誰にも見つけてもらえない」

どれだけ良いものを作っても、公開しただけでは人の目には触れません。SNSで告知しても一瞬で流れていきますし、ストアの検索結果でも大手アプリの下に埋もれてしまいます。

この記事では、Tamagoが何か、なぜ作ったか、実際にどう使えるかを紹介します。

Tamagoとは何か

Tamago(https://tamago.atombase.app)は、個人開発・副業・小規模チームが作ったプロダクトを無料で掲載・発見できるカタログサイトです。

大企業が作った製品は対象外にしています。個人や少人数のチームが、自分の時間を削って作ったプロダクトだけを集めています。

掲載されているプロダクトはWebアプリ、iOSアプリ、Androidアプリ、デスクトップアプリと形式もさまざまで、カテゴリもAIツール・開発者向け・業務効率化・デザイン・執筆・データ処理・マーケティング・教育・ライフスタイル・エンターテインメント・ゲーム・その他と幅広く用意しています。ジャンルを問わず、「作ったものを誰かに見てもらいたい」人のための場所です。

なぜAtomBaseがカタログサイトを作ったのか

AtomBaseは小さな会社です。SES・受託開発を主な事業にしつつ、自社サービスもいくつか作っています。

その中で感じていたのは、個人開発の世界には「面白いものがたくさんあるのに、見つけてもらう場所が少ない」という現実でした。作る力があっても、届ける力がなければ、そのプロダクトは知られないまま終わってしまいます。

だったら、その「見つけてもらう場所」を自分たちで作ろう。それがTamagoを作った理由です。

同時にこれは、AtomBase自身にとっても意味のある挑戦でした。自社サービスをゼロから設計・開発・公開するプロセスを通じて、「作れる会社」であることを実際の形で示せると考えたからです。理念やキャッチコピーではなく、動くプロダクトで語る。それが一番誠実なアピールだと思っています(AI時代のエンジニアに必要な力について書いたこちらの記事でも触れていますが、AtomBaseは「手を動かして形にすること」を大事にしています)。

実際に何ができるか

Tamagoでできることはシンプルです。

掲載する側にとって

  • 掲載申請は無料
  • タイトル・説明文・スクリーンショット・カテゴリなどを登録すると、審査後に公開される
  • ユーザーからの「便利!」「面白い!」「紹介したい!」というリアクションや、レビューがもらえる
  • レビューには開発者として返信もできる

探す側にとって

  • カテゴリやアプリの種類(Web/iOS/Android/デスクトップ)で絞り込める
  • 新着順・評価順・レビュー数順などで並べ替えできる
  • 大手ストアのランキングには出てこない、ニッチで面白いプロダクトに出会える

登録・ログインなしで一覧を眺めるだけでも使えるので、「新しいツールないかな」と気軽にのぞく使い方もできます。

掲載されている76個のプロダクトの多様さ

Tamagoには現在76個のプロダクトが掲載されています(2026年7月時点)。

眺めてみると、その振れ幅の大きさが面白いところです。筋トレの記録アプリ、双子育児の記録アプリ、SQL学習サイト、Eink端末専用のビューアアプリ、公園の遊具で筋トレメニューを提案するアプリ、締切までの日数を可視化するノートアプリ……。大手が作らないような、作った人自身の「これが欲しかった」が詰まったプロダクトばかりです。

中には「このアプリには、何の機能もありません」と正直に説明されたデジタル御守りアプリのような、ユーモアのあるものも並んでいます。個人開発ならではの自由さが、そのままカタログの個性になっています。

個人開発者にとってのメリット

作ったプロダクトをTamagoに載せる意味は、単なる「露出が増える」だけではありません。

  • 見られている実感が持てる:アクセス数やリアクションが可視化されるので、「誰にも見られていないかも」という不安が減る
  • 率直なフィードバックがもらえる:レビュー機能を通じて、使った人の声が直接届く
  • 継続のモチベーションになる:反応があることで、次のアップデートや新しい開発への意欲につながる

個人開発は、作るところまではたどり着けても、そこから先の「使ってもらう・続けてもらう」が一番難しいというのはよく言われることです。Tamagoがその手前の「見つけてもらう」を少しでも後押しできればと思っています。

さいごに

Tamagoは今も掲載数を増やしながら育てている、AtomBaseの自社サービスの一つです。個人開発のプロダクトを作っている方は、ぜひ掲載を検討してみてください。無料で申請できます。

→ https://tamago.atombase.app

AtomBaseでは、こうした自社サービスの企画・開発も含めて、エンジニアが手を動かして形にする仕事をしています。ものづくりに関わりたい方は、カジュアルに話しましょう。

→ https://atombase.co.jp/recruit